大学とは？/ プロミス
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東都大学野球第８週第１日（２８日、神宮）劇的Ｖ３達成だ。勝ち点４の東洋大が九回二死無走者からの大逆転で、勝ち点３の亜大に４−１と先勝。東洋大はこのあと連敗して勝ち点で亜大に並ばれても勝率で上回るため、３季連続１２度目の優勝を決めた。昨年の大黒柱・大場翔太投手（現ソフトバンク）が抜けた穴を感じさせない強さを見せつけ、２年連続７度目の出場となる全日本大学選手権（６月１０日開幕、神宮ほか）で日本一を狙う。◇試合結果へ ０−１で敗色濃厚の九回二死無走者。代打・都築の四球から、東洋大が大逆転だ。松永の右中間二塁打で同点とし、十九浦（つくうら）が勝ち越しの右越え２ラン。続く大野主将も左翼席に運び同大初のＶ３を決めた。 昨年春秋で１７勝をあげた大場が抜け、下馬評は高くなかった。捕手の大野は経験の少ない投手陣を食事に誘ったり、自ら寮の部屋を訪ねたりしてコミュニケーションを図った。今季４勝の乾は２年生、この試合の最後を締めて３勝目の内山は１年生だ。「大場さんをリードするのと変わることはない。いいリズムで投げさせることができた」とプロ注目の捕手は、自分の成長も実感した。 「ぼくの野球人生の中でもこんな逆転勝ちはないよ。奇跡だね」。就任３７年目の高橋昭雄監督（５９）も、ナインに脱帽する。次の目標は２２年ぶり２度目となる大学選手権での頂点だ。（田中浩）◆東洋大に敗れて２位が確定した亜大・生田監督 「全く悔いはない。東洋大の力が上回っていた。見事な優勝です」★駒大・林、初首位打者へ！打率４割で終了 ３安打の駒大・林が打率を．４００として今季終了。初の首位打者を濃厚にした。「満足できるヒットを多く打てたが、それを勝ちにつなげられなかった」。０５年夏の甲子園でＶ２を果たした駒大苫小牧高の主将は、チームが最下位に終わり複雑な表情。「リーグ戦で悪い物が出たと思って頑張りたい」と中大との入れ替え戦へ気持ちを向けた。★やっぱり明治がナンバー１！ＯＢから祝福の嵐−東京六大学野球 東京六大学野球春季リーグで、２７日に８季ぶり３２度目の優勝を決めた明大は、この日は完全オフ。合宿所には北京五輪野球の日本代表・星野仙一監督をはじめＯＢらから約８０本の祝電、善波（よしなみ）監督の同期、阪神・広沢打撃コーチらから瓶ビール約４０ケースが届くなどお祝いムードに包まれた。２９日から全日本大学選手権に向け練習再開。６月６日には東京・駿河台で優勝パレードを行う。（東府中） |
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