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ローズとは?/ ディック

[ 296] ローズオットー エッセンシャルオイル(精油)
[引用サイト]  http://www.t-tree.net/essentialoil/roseotto.htm

ローズオットーは「エッセンシャルオイル(精油)の女王」と呼ばれるほど、美しく高級感に満ち溢れたエレガントな香りがします。古くから女性を魅了し続けてきたローズの香りは、数あるエッセンシャルオイルの中で最も美しく、最も魅惑的なものと言ってよいでしょう。「女王」の名前で呼ばれることが示唆する通り、アロマテラピーにおける精神面、身体面、美容面に対する特性も、「最も女性的な領域」において強く作用します。
ローズは極めて複雑な成分構成を持っています。わかっているだけで300以上の成分が含まれており、それらがエッセンシャルオイル(精油)全体の86パーセント程度を占めています。残り約14パーセントは極めて多数の微量成分からなっており、この複合的な組成が、ローズの優れた特性に関して極めて重要な役割を果たしていると考えられています。
精神面においては、悲嘆、嫉妬、恨み、激しい心の落ち込みなどあらゆるネガティブな感情を癒す力があると考えられています。人間関係の破綻によるショック、挫折による自信の喪失など、強い心理的ストレスに直面したときにも、ローズオットーの美しい香りは、あなたを優しく包み込んで癒してくれます。女性の美しさに関わる面でも、ローズオットーは優れた特性を発揮します。高級化粧品にローズのエッセンシャルオイル(精油)を使用しているものがあるのもこのためです。高価なエッセンシャルオイル(精油)ですが、ごく少量でも十分に作用が得られますので、低濃度で大切にキャリアオイルに希釈して使ってください。ローズ・オットーには、身体面においてもやはり「女性的な領域」において優れた特性を発揮します。女性の様々なつらさや問題に際してあなたを優しくサポートしてくれます。作用がとてもが穏やかなこともローズオットーの特長の一つです。子供に対しても安心して使えるエッセンシャルオイル(精油)で、精神的に落ち着きのない子供に対しては、芳香浴やアロマバス、マッサージで使用することもできます。(但し、3才未満のお子様へのマッサージは控えてください。)美しい香りのローズオットーは、催淫作用を持っているとされるエッセンシャルオイル(精油)の一つでもあります。ベッドルームの雰囲気作りにも使ってみてください。
ローズはこのように極めて優れた特性を持ちますが、残念なことに偽和が容易にできるエッセンシャルオイル(精油)でもあります。世界中で生産されている量より、化粧品業界や香料業界において消費、使用されている「ローズオイル」の総量が上回っており、まがい物が「100%のローズオイル」として不当に流通している証拠となっています。偽和は、共通の成分が含まれ、香りが似ているゼラニウムやパルマローザなどと混ぜ合わせるか、もしくはそれらのエッセンシャルオイル(精油)から特定の成分を分離して加える方法で行われるのが通常です。さらに酷い場合は、まったくの合成物質を加えてより安価に偽者の「ローズオイル」が作られています。巧妙に作られたまがい物のローズオイルは、見分けるのが難しく、販売業者自身もそうとは知らずに「100%のローズオイル」として販売しているケースが残念ながらあります。100%のローズオットーは10度前後以下になる固形化します。もし冷蔵庫に入れても、固まらず液体のままであった場合は、極めて疑わしいと考えて間違いありません。こうしたまがい物には残念ながら本物のローズオイルの持つ優れた特性は一切期待できません。
ローズオットーの抽出されるダマスクローズ(Rosa damascena)は、ほとんどがブルガリア、トルコで生産されていますが、百年の栽培の歴史を持つブルガリア産出のローズオットーが最高品質のものとして有名です。トゲのある落葉少低木で、香りと同様に美しいお馴染みの花を5月から6月にかけて咲かせます。ダマスクローズは、キャベッジローズに比べて花弁の数が少ないのが特徴です。太陽の光があたると、花に含まれているエッセンシャルオイル(精油)分が気化してしまうため、最もオイルの含有量が高くなる早朝に花を摘み取り、すぐに水蒸気蒸留にかけられます。こうすることで収油量を最大にすることができます。1kgのエッセンシャルオイル(精油)を水蒸気蒸留で抽出するのに、約5000kgものバラの花が必要です。1滴を得るのに、約50本の花が必要という計算になります。
ローズオットーをバラの花から水蒸気蒸留により抽出する方法は、10世紀のペルシア(現在のイラン)の医師で偉大な科学者でもあった、アウィケンナ(イブン・シーナ)が錬金術の実験をしている過程で偶然発見したと考えられています。これが最初の水蒸気蒸留によるエッセンシャルオイル(精油)の抽出であったと言われることがありますが、実際には蒸留に使われた可能性のある器具類が古い遺構からも発掘されており、より以前から原始的な水蒸気蒸留が行われていたようです。しかしながら、アウィケンナによって水蒸気蒸留の方法が確立され、当時のアラビア世界に広まった後、ヨーロッパへも伝わって盛んに行われるようになったのは確かなところです。中世のヨーロッパでは、ローズオットーは、貴族の間で愛用されていました。現在でも、化粧品や石鹸、香水、その他芳香商品の原料として広く利用されています。但し、そうした商品の中には、実際には本物のローズオイルではなくパルマローザやゼラニウムなどで偽和されたものが使用されているケースがあります。アロマテラピーに使用する場合と異なり、香料として工業製品の原料用に使われるエッセンシャルオイル(精油)は、必ずしも純度や真正が問われない場合もあることが、紛い物の「ローズオイル」が流通する背景にあります。こうした100%真正でないものが、アロマテラピー用のものとして流通してしまうことがあるため、注意が必要です。
大変高価なエッセンシャルオイル(精油)ですが、少量で効果が得られますので、少しづつ大切に使ってください。誤って妊娠中は避けるべきと紹介されることがありますが、実際には危険性はありませんので、安心して使ってください。
当ホームページ上のいかなる情報も、エッセンシャルオイル(精油・アロマオイル)その他の医療、美容上の効能を謳ったのではありません。エッセンシャルオイルは病気を治療する薬ではありませんので、心身の状態がすぐれないときは、すみやかに医師の診断を受けるようにしてください。個人で行うアロマテラピーは、あくまで香りを楽しむことを中心とし、健康維持・予防医学的観点からの実践を心がけてください。

 

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