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作り方とは?/ キャッシュワン

[ 419] @nifty:デイリーポータルZ:割り箸を使ったメンマの作り方
[引用サイト]  http://portal.nifty.com/2007/04/01/uso03/

「メンマは割り箸からでも作れるらしい」というウワサを聞いたのはいつのことだろう。皆さんも一度は聞いたことがあると思う。
しかし、いくらネットで検索しても、割り箸メンマの作り方は見つからない。知り合いの中国人に聞いてみても、皆一様に曖昧な表情を浮かべるばかり。中国4千年の、国家秘密にも相当する秘伝のレシピなんだろうか。
「先日ちょっとした人助けをしたところ、村の長老から変わった料理を教わりました。大変そうなので作ってませんが、高瀬さん記事にしてみませんか?」とある。
その村に伝わる秘伝のレシピによると、使用する割り箸は「使い込まれ、よく味の染みた物が良い」らしい。「味に深みが出る」のだそうだが、残念ながら我が家にそんな割り箸はない。
仕方がないので、新しい割り箸を使うことにした。レシピに従い割り箸を切る。これがなかなか大変であった。
現地では馬鹿デカイ中華包丁で何本もまとめてブッタ切っているらしいが、そんな本格的な装備など当然ないため、キッチンばさみで1本ずつ切っていく。なかなかに根気の要る作業である。
しかし、この苦労も美味しいメンマのためだ。…そう思うことで、なんとか大量の割り箸を切り終えることが出来た。
続いて、これを酒に漬ける作業へと移る。「紹興酒を使用のこと」とあるが、たぶん日本酒でも大丈夫じゃないかと勝手に判断し、鍋にドボドボと注いだ。
さすがに、硬い割り箸を柔らかくするには時間がかかるものなのだと思わせる作業工程である。どんな物でも食べてしまう国の底力を見た思いだ。
なんとなく、割り箸がふっくらしてきたのがお分かりだろうか。色も、ほんの少し茶色くなってきた。どんどんメンマに近づいている!
とにかく、いろんな調味料の名前が羅列してあった。塩や醤油はもちろんのこと、ゴマ油、ラー油、重曹、唐辛子、生姜、粉糖などなど…。
調味料を投入した鍋をいよいよ火にかけるわけだが、この時間が尋常ではない。なんと「三日三晩、火から下ろすべからず」とあるではないか。
金曜の夜から煮込み始めて、月曜日まで家を空けられないわけか…。でもここまで来たからには、作るより仕方がない。腹を決めて、鍋をコンロにかけた。
「アクがどんどん出てくるので注意」とあったが、本当にすごい量だった。原材料が木なことを、今さらながら思い知らされた。
ほとんど寝ないままに3日が経ち、フラフラの状態で鍋を火から下ろす。見た目はほぼメンマであったが、このままではまだ食べられないらしい。
食べられるのは、ビンに入れたまま1ヶ月ほど冷暗所に放置した後とのこと。現地では、地中に深く穴を掘り、そこに入れておくのだという。本当に大変な作業なのだ。
あれほどあった汁が、全て吸い取られている。そして、いかにも柔らかそうに折れ曲がっている。見た目はメンマだ。まごうことなきメンマだ。
市販されているメンマよりも、複雑な味がする。あまりの種類の多さに節操がないように感じられた調味料も、今なら「どれも使用するにはきちんとした理由があったのだなぁ」と納得させられる味だ。
そういえば「使い古しの割り箸の方が味に深みが出る」とあったが、新品の箸でも十分なように思われる。これ以上おいしい物が出来てしまうなんて、ちょっと想像ができない。
メンマ自体に味がしっかり付いているので、なんの調味料も要らなかった。最後に黒胡椒をガリガリ挽いて入れてみたが、特に必要ではなかったかもしれない。
ビンに入れたまま半永久的に保存できるそうなので(あれだけ調味料を入れた理由がまたひとつ)、このまましばらくは食べずに取っておくつもりだ。
長年の夢であったメンマ作り。実際にやってみて「やっぱり手作りは違うなぁ」と思わされた。かかった時間や作業の複雑さが、確実に味に反映されている。
時間に余裕が出来たら、またメンマ作りにチャレンジしてみたい。そしていつかは、本場のメンマ作りを見学に行きたいと思った。

 

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